lenovo Y580 Windows10アップデートについて
Windows7のサポートが終了
私のノートPCはlenovo のideapad Y580 という約8年前の機種。
とはいえまだまだ現役で使えており、cpuはcore i5 、メモリは8G と現在の量販店に並んでいる機種と比べてもそこまで遜色ないレベルである。
Windows7のサポートが終了するが、かといって買い替えるのはもったいないと思い、Windows10にアップデートすることとした。
いざアップデートしようとしたところ…
サポート終了間際ということで、重い腰を上げてアップデートをしようとしたところ…
何度やってもアップデート失敗…
家族のは難なくできたのに、自分のだけうまくいかない。
調べたところ、この機種は少し特殊で、起動速度を向上させるためにストレージがHDD+SSDという構成をしており、これのせいでうまくいかないようだ。(HDDはあのディスクがぐるぐる回っているやつで、SSDはUSBメモリのようなもの)
なんとかアップデートできたので、ここにその経緯を記そうと思う。
方法その1.修理に出してみる
初めに考え付いたのが修理屋に出してみるということ。
1万円くらいでできるならそれでもいいやと思っていたが、実際掲示されたのは「4~5万円程度」とのこと…さすがにこの額は出す気にはなれない。
方法その2.USBからブートしてクリーンインストールする
今まで失敗した方法では、Windowsを起動した状態でアップデートを実行していた。
そこで、USBメモリをWindows10インストールメディアとしてUSBからブートすることを試みたところ、ひとまずはWindows10とすることができた。
(クリーンインストールとは、一度PCをまっさらな状態としてインストールすること。USBからブートとは、通常PCは内部ストレージから起動し始めWindowsが立ち上がるが、これをUSBから優先して起動し始めること。)
しかしながら、SSDとHDDは分かれた構造となり、32GBのSSDにOSやプログラムファイルなどもろもろが入ってしまい、これでは使い物にならないと判断。
HDD側にそれらを入れる設定をすればいいのかも知れないが、それだと起動は遅くなることだろう。(SSDの利点は起動やアクセス速度が速いことである)
ネットを見るとこの機種のユーザーはSSDに換装している人が多いので、これを機にSSDに入れ替えることを決意。
方法その3.HDD→SSDへの換装
8年使って消耗しているであろうHDDを取り外し、SSDへの換装を行った。
これが思っていたより簡単で、「何を今まで躊躇していたんだろう」と思ったくらいである。
SSDはAmazonで7,000円くらいのSamsung 860EVOというもの。容量は500GB。
元々あった32GBのSSDは物理的には取り外さず、初期の設定で使用しないよう設定した。(問題が起きると面倒なので)
HDDをSSDへ交換した状態でUSBからWindows10をインストールしたところ、非常に快適に動作するようになった。Windows10は動作が重いのかと思っていたけど意外とサクサク動く。
いろいろ解決手段はあると思うが、この方法が手っ取り早いと思うので同様の機種を持っている方には是非参考にして欲しい。
メモ
※USBからブートの設定のとき、F2から起動の順を変更したところ、なぜか上手くUSBが起動しなかったので、F2でなくF12から起動の順を選択した
※Windows10のクリーンインストール時のドライブの構成の設定では、一度今ある構成をすべて削除し、ドライブ0(旧SSD)は割り当てなしのまま、ドライブ1(新SSD)に新規でパーティションを作成(その際3つのパーティションが自動生成された)した
※クリーンインストールするとlenovoの初期インストールアプリやドライバは入ってない状態なので、lenovoホームページより必要に応じてインストールした(※この作業をしなくてもPCはある程度ちゃんと動いてくれるので、不要な人は不要かも)